ガルパンさん徘徊記(2)
ホテルが東向きに素晴らしい見晴らしの部屋だから早起きして日の出見ようぜー、といって二人して寝過ごして、朝。
この眺めだよ。
太平洋見るたびに言うのだけど、私は父は堺・母は宇和島だから、馴染みの海というのがすべて内海なのだ。太平洋は広いな。学園艦が近づいてきたらどんなサイズ感だろう。
ここでちょっと、買い込んだおみやげを。
履帯粉砕煎餅。堅焼き煎餅を履帯で踏み割った……という設定のアイテム。そう、前に来た時は、こういう感じのグッズというか、普段扱ってるものだけどなんとかちょっと引っ掛けてガルパンさんに出したげよ、とおばあちゃんが孫の好きなものに合わせてるような、そういう洗練されてない素朴なものがあったの。
前回来た時に見たそういうものの感じが、これを見た瞬間に思い出されてね。なんか買いたくなった。だいぶ大袋で340円。実際安い。製造はマルキン米菓さんで、昨年9月にウェブサイトができたばかり。
カチューシャ&ノンナのいる「さかげん」さんで販売中のプラウダ・ウォッカ。税込2380円と、ウォッカとしてはかなり高価なプレミアムウォッカ。ちなみにさかげんさんの値付けは、そこらの通販より安いくらいの良心的さ。
しかし私、普段飲むのがウィスキーだもんで、ウォッカの飲み方よく知らないな。どういうのがいい飲み方なんだろう……? という人のために、「PRAVDA道入門」という基本的なウォッカ・カクテルのレシピを書いたチラシをつけてくれる。さかげんさんのホスピタリティ。
それから「れおぽんしゅ」は、月の井酒造の純米酒。自動車部のスズキがいる小澤酒店で購入。履帯粉砕煎餅をつまみに飲むのがガルパンさんらしいかな。別に高級酒という感じの味じゃないけど、純米だからアルコールが当たる感じも少なく、飲みやすくて癖が少なく、後口もいい。日本酒飲み慣れない若いガルパンさんにもオススメしやすい。多分、そういうこと考えて商品化してくれてると思う。
それから、自動車部軍手。
うっかりお店の写真を忘れて昨日の日記から飛んじゃってたんだけど、豊年屋機工部、自動車部のツチヤがいるお店で販売中。取扱い商品がゴムベルトとか塩ビ管とか、ほんとにプロ用でなかなかガルパンさんには買い物が難しいのだけど、そこにこの軍手はいい商品。1組300円。滑り止めのあるタイプで、さらにスマホ対応だ。
豊年屋機工部のお店の方、水戸に4DXでガルパン見に行った話をしてくれて、「今起こったことをありのままに話すぜ……ガルパンさんを迎えていたと思ったら、自分がガルパンさんになっていた」というやつだろうか。なにをいっているかはよくわかる。
タイアップ商品なんて、割高感あったり、中身しょうもないのはわかってるけどこういうのだしまあまあ、みたいな買い方することになりがちだけど、こと大洗のおみやげはそういうことないなあ。
ロビーに下りると、昨夜はどこかに移動していた寄せ書きが戻ってきていた。ホテルの方が手ずから書いて再現したらしいよ。
ホテルの朝食を食べていったけど、これがまた贅沢な味わいのビュッフェで、和食派も洋食派も朝から食べ過ぎる代物だった。
さて、レンタサイクルをまた借りて、観光二日目。
海見ようぜ海、ということで、海岸側をぶらぶら。
ちなみに我らがプラウダ高校のKV-2がぶち込んだのは写真右手の棟。私らその上の方に泊まってたのだ。
部屋の窓からも見えてたこの小さい灯台らしいの、これはアニメで大洗ホテルが砲撃されるシーンで写ってたっけ? あのシーン、ちょっと実際より海岸線伸ばしてる気もしたから、もしかすると略されたかな。
というか、こういうこと確認するためにまたガルパン劇場版見に行きたくなるわ……
大洗磯前神社の神磯の鳥居。ちょうど鳥がとまっていた。絵になるなあ。
ていうかうっかりして、KV-2に同じく砲撃された大洗シーサイドホテルの外観を撮り忘れていたわ。
さて、今日はアクアワールド茨城県大洗水族館から。
入って早速、イルカ&アシカショーの時間。
いやー、この撮影は難しかった。プールに向けると暗くて露出アンダー、でもジャンプしたりすると窓が大逆光で露出オーバー。イルカはいきなり飛び出してくるからフレーミング困難で動きも速い。つまり生で見るべし。
大洗やガルパンと直接関係はないけど、一眼レフとかミラーレス一眼買ったら、一度水族館に行ってみるといいと思うな。いい絵がたくさん撮れる。近いようだけど望遠レンズが便利。
さて、上の写真はわりとどこの水族館でも撮れそうではあるけど。
フウセンウオの水槽に風船入ってて上に乗ってんの。できすぎ。
それから大洗水族館はサメに強いところで、繁殖まで行っている。すでに館内で産卵、孵化して育ったまったく海を知らないサメまでいるくらい。そして様々なサメの卵を触れるコーナーなんて珍しい展示が。
しかも、サメ肉食える。右のシャークナゲットがフードコートで。まあ、その、なんだ、美味いかといわれると、やっぱりこういうとこで食う物に文句言っちゃいけないぜ。左はマンボウ型のコロッケ。マンボウ入ってるとはいってなかったと思うが、なんか入ってたのかな?
眺めもいいよ。那珂川と、対岸の那珂湊が見える。
そしてこのゴマフアザラシ。なんでかわからんけど、別にこっちを見るでもなく、この姿勢でいつまでもじーっとしている。ただただ静止している。たまに顔だけ上げて息継ぎするだけ。シュールすぎて爆笑してたのだが、なんか笑いを通り過ぎると神々しく見えてきた。
それから、いろいろな海の生物の子供についての展示があったのだが、イソギンチャクの子供がヤドカリに乗ってるいい絵が撮れた。
ちょっと水族館の写真が多すぎて記事も重いので、ここで一旦記事を切ろう。
なんやかんやで2時間くらい居てしまう場所だから、日帰りだとちょいと時間がタイトかもしれないが、時間が許せばぜひ行っときたい内容ね。
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