バジルは引っ越しました

ポケモンGOとZenfone 2

投稿者: 無謀庵 / 2016年7月22日 - 22:04 / カテゴリー: ゲーム, ゲーム, ポケモンGO

  • (7/30) バッテリーセーバーについて追記
  • (8/15) バッテリーセーバー、プロテクターについて追記

話題のポケモンGO。ここはひとつ流行に乗ってこのblogもアクセスアップだ、と浅ましいことを考えていたら、ちょうど休みにしていた金曜日の今日、突然のリリース。

ステーションメモリーズをやりながら、北総鉄道の印旛日本医大駅まで行って、医科器械資料館を見終えたところでリリースの報を聞き、慌てて4G回線からダウンロード。

医科器械資料館、ちょっと素人には難しいところだけど、かなり年季の入った様々な医療器具が、小は心臓ペースメーカーから大は保育器や電気メスなどが所狭しと大量に、それも「国産初の」とか「初めて輸入された」とかそんなのがゴロゴロ。「アフリカで見つかった古い設備」とかそんなのも。医療関係者ならもっと楽しいんだろうと思う。

で、そこから松虫寺へと歩いている間にダウンロードが終わっていた。

AtomのZenfone 2はダメ?でもなかった

私の端末はASUS Zenfone 2なのだが、ダウンロード中にアプリの説明文を読んでたら「※Intel製 Atomプロセッサ搭載端末は非対応です。」なんて書いてある。Zenfone 2はAtom Z3580かZ3560。

PokemonGo注意書き

リリース当日の7/22現在の表示だから、そのうち変わるかもしれないが、確かに書いてある。

が、特に端末チェックでハネられることもなくインストールできている。

昼12時ごろから夕方4時頃まで、印西市から佐倉市にかけて歩き回りながら遊んでみたが、ゲームアプリがフリーズしたのは1回だけ。多分まあ、問題なさそうな感じ。

どうも、日本リリース前には本当にAtomダメだったらしいのだけど、どうやら対応させたという話もあり、注意書きの修正が遅れてるだけかも。

ちなみにスペック的にはZenfone 2のAtom Z3560は十分で、動作が重いということもなく、GPSの掴みも早いし正確、ジャイロセンサーもあるからARもいける。

ただメモリー2GBだと、ポケモンGOと同時に他のことを、というのが難しいらしいので、4GB版がいいかな。

バッテリーについて

まあ端末によるとは思うのだけど、さすがにGPS常時使いながら3Dマップを表示させ続けジャイロセンサーも使い通信もしてメモリーも2GBは使う、となれば、さすがにバッテリーはみるみる減る。

私が普段使っているPanasonic QE-QL202は、5V 1.5Aの出力だけど、ポケモンGOを使いながら歩いている間に充電しても、ほぼ消費と給電が釣り合うくらい。Zenfone 2のバッテリーが大体増えも減りもせず維持される。

そのペースで給電し続けると、3.7V / 5800mAhのQE-QL202は計算上は3時間弱(172分)で空になる。実際はどれくらいだったかな。まあ2時間以上くらいは持つと思うんだけど。

まあ、5800mAhあっても2時間そこそこと考えると、10000mAh級のでかいバッテリーを持ってもいいかもしれない。プレイヤーの歩き続けられる時間以上にバッテリー持ってもデッドウェイトになるけど。

それと、Zenfone 2だと、5V 1Aのバッテリーでは給電が間に合わなさそう。最近のある程度容量が大きいやつは2Aくらい出て当たり前だけど、小容量のやつは1Aも結構ある。

これは余談かつ私のポリシーなのだけど、リチウムイオンバッテリーは、発火・破裂の危険性を神経質な電子制御で防止しているものだから、あんまり安物使わないほうが身のためだと思う。

実際、昔使った安物は、10回ほど使ったら使用中に異常発熱して死んだ。気付いたからいいけど、寝てる間に充電してて発火とか、かばんの中で発火してから気付いたとか、そんなこともありえる。

そういうわけで私はPanasonicを使ってるのだけど、しかし現行ラインナップはACアダプター内蔵で、体積に対してバッテリー容量があまりにも小さいから、ちょっとさすがに勧めづらい。AC充電器を内蔵させて十分な安全回路をつけたらああなるんだろうけど、私はAC充電器なんかいらんのにな……

まあ、cheeroとかAnkerとかなら評判いいし大丈夫なんじゃないかな。使ったことないけど。Panasonicのバッテリーは壊れないから買い換える必要なくって。

端末の発熱について

Zenfone 2は、発売当時にはハイスペック機だったこともあり、結構発熱する端末だ。

で、私はシリコーンカバーをかけて使っていたのだけど、どうもこういうものをつけていると放熱が不足して熱がたまるっぽい。

モバイルバッテリーで充電しながらポケモンGOをやっていたら、4G通信が突然止まって再起動するまで回復しない、という事態が2度起きた。

熱暴走なのかどうかは定かでないけれど、持った感じも明らかに熱くて、到底端末によいとは思えなかったので、シリコーンカバーは外すことにした。

一応、外してから熱暴走は起きなかった。

結構要求スペックの高いポケモンGOを快適に遊べる端末、というと結構ハイスペック機だろうから、さらに充電しながら、というようなタフな使い方をするなら、放熱は考えながら遊んだほうがいいかも。

追記(8/15)

えー、シリコーンカバーを外した途端、うっかりコンクリートの床に落として画面粉砕。まあフロントパネル部品をamazonから取り寄せて自分で交換したけれども。

私はやっぱりシリコーンカバーは再装着。熱暴走はどうなるか……

トラブル?について

印西市を歩きまわってから京成線で移動し、東京都心に戻ってきてから、とたんにトラブルが起きていた。

都心はものすごい数のポケストップがあるな、と思ってたら、ポケモンGOがタッチパネルの操作を全く受け付けなくなった。ホームボタンで戻ったり他のアプリに切り替えはできる、ポケモンGOもポケモンが現れたり現在位置を移動したりはする、でも操作は不能。

ポケモンGOのタスクを殺して再起動すると、起動後しばらくは操作できるが、5分もせずにまた操作不能になる。

ただこれは、原因の切り分けができていない。

京成線で移動中、ポケモンGOの設定画面に「バッテリーセーバー」という項目を見つけ、これを有効にしてみた。

これは、スマホの上下が逆さまになると画面描画を止め、処理を減らしてバッテリー消耗を抑えるものらしいのだが、これがタッチパネル停止の原因かもしれない。

また、22日夕方にはサーバー側がダメになっていて、その応答待ちの間にタッチ操作を受け付けなかったのかもしれない。

あるいは、Zenfone 2固有の問題で、ポケストップが多すぎるとタッチパネルが死ぬような現象があるのかもしれない。

現状のところ、よくわかっていない。

追記(7/30)

バッテリーセーバーをオフにしてみたところ、タッチパネルが死ぬ現象は起こらなくなったため、おそらく犯人はこれ。アップデートで修正されるかもしれない。

追記(8/15)

アップデートでバッテリーセーバーが修正されたようで、Zenfone 2でも操作不能には陥らなくなった。よってまた有効にした。

靴とか

私はこれでも、ガラケー時代のケータイ国盗り合戦やアイドルマスターモバイル、スマホでもIngressもやったし、現役のステーションメモリーズプレイヤーで、結構な位置ゲーマーなのだ。(この中で歩くタイプの位置ゲーはIngressだけだろってのはおいとく)

それなりに歩き慣れてる方だと思うので一言口を挟むのだけど、靴はちょっといいのにしておくと楽。

私が今履いてるのは、New BalanceのMW880BK。ウォーキングシューズのカテゴリだけど、歩行ペースが自然に上がるくらい快適。

以前はPUMAのランニングシューズをよく履いていた。ランニングシューズにする場合は、初心者向けのやつの方が底が厚くていい。

それと、靴下を厚手のスポーツ用にするのも結構変わる。

マメができるっていうのは火傷なので、ゆるくて摩擦してたりするとそこがマメになる。スポーツ用の分厚い靴下は割とそうなりにくい。

水分・塩分補給も忘れずに。ポケモンGOの場合は町中を歩くほうが有利だから、補給に困るようなところを歩くことは少ないとは思うけど、喉が渇いたと思う前に飲むようにするのが熱中症予防。

今日の移動ルートについて

前のblogの時から、私は休日に徘徊するのが趣味だったわけだが、今日は前述のとおり、印西市の北総線・印旛日本医大駅から歩き出した。

駅前の医科器械資料館を見学して、駅北東にある松虫寺を参拝。関西人の私は「なんや関東の寺やら神社はどれも新しいな。関西には1000年以上前からあるとこが当たり前やで」とかいってるのだけど、松虫寺は745年に行基菩薩が開いた、聖武天皇の皇女・松虫姫に由来する寺という。

松虫寺

かなりの年季が入ったお堂。渋い。

マツムシカフェ

すぐとなりにこんなカフェがあって、アイスコーヒーがなかなかの美味さ。

ここで私が初めて野生のポケモンを発見、無事ピジョンをゲットすることになった。

松虫寺はジムになっていて、リリース直後にはアクセスできず。近くに別のポケストップがあり、そこからモンスターボールは取れた。

ここから南に歩いて、松虫城址に行ってみたのだけど、成田スカイアクセス線のすぐ隣がそうらしいのだけど、まあ丘っぽいから平山城とかありそうといえばありそうかなあ、ってくらいで、よくわからず。

線路を南に超えて、ヴァルハラというサバゲーフィールドがある丘を突っ切り、国道464号線でポケストップ2つとジムひとつ。

そこから印旛沼まで下りて、沼沿いに西に歩いて行くんだけどこれがまた、ポケモンGO的にはまったくなーんもないところで、ひたすら田園風景を歩く歩く。

あまりにも何もないので、ポケモンを呼び寄せるらしいお香なるアイテムを使ってみたら、ちょくちょくスマホが震えて遭遇をしらせてくれた。ズバットとビードルばっかだったけど。

途中で一本松揚水機場というところがあったが、ポケストップなし。金比羅神社にようやくひとつ発見。

ずいぶん歩いていったところで、なにやらポケストップ密集地があるな、と思ったら、印旛沼公園に行き当たった。

師戸城跡

印旛沼公園というものの、明らかに平山城の跡で、堀なんかまんま残っているような地形。今は橋がかかっているところもかつては渡船が行き交うところだったらしい。本丸あたりが今は展望台で、印旛沼を眺められる。なかなかいい。

渡った南側にある臼井城址にも行ってみた。公園として整備されていたのだけど、北側からアクセスすすると「城址公園」とだけ看板が出た階段を上がったらそこがいきなり本丸。しかし本丸になにも表示がなく、「これは郭っぽいなあ」と思いながらぶらぶら歩いて、通り過ぎたら南側の出口。そっちに城郭の見取り図などがあった。順番逆だったな。

まあ、小さな城だな、とは思われたけど、これも地形ははっきり残ってる。それなりに大きな戦いもあったしね。

太田図書の墓

近くに太田図書という人物の墓所がある。太田図書助資忠、あの太田道灌の弟か甥。臼井城に攻め込んだ側の武将で、臼井城から打って出た部隊と激戦の末討ち取られたが、その後友軍が巻き返して城を落としたそう。

この辺まで来るとある程度住宅地になるので、所々に散在する神社などがポケストップになっていた。いくつか拾いながら京成臼井駅へ。

歩行距離は多分12キロくらい。最初の2キロくらいはまだポケモンGOを始めていなかったので、ちょうど京成臼井駅へ到着したところで10キロ歩行メダルをもらった。

まあ、ポケモンGOのプレイとしては、あまりにも歩くところが田舎すぎ、行程の半分くらいは何もない田んぼの傍を歩いていたので、至って非効率ではある。


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